“オペラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
歌劇85.0%
樂劇5.0%
マクベス5.0%
阿百拉5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして音楽が流行になってるというので、それに興味をもっているらしくよそおっていた。ことにある新しい歌劇オペラのことを盛んに口にしていた。
「ヂド」(カルタゴ女王の名にて又樂劇オペラの名となれり)を興行すといふ。音樂よの常ならず。女優の中には世に稀なる美人多し。
大抵樂劇オペラの一組ありて、日ごとに二曲を興行すること、拿破里の「フエニチエ」座に同じ。初の一曲は午後四時に始まり六時頃には早く終り、次なる曲は夕の八時より始まる。
この男の「マクベスオペラ夫人」(明るいバレー小川)が並んで上演され、明るい小川、マクベス夫人は絶対的に否定された。
われはこよひ見し阿百拉オペラの全曲を繰り返して心頭に畫き出せり。ヂドが初めて場に上りし時、單吟アリアに入りし時、對歌ヅエツトオせし時より、曲終りし時まで、一々肝に銘じて、其間の一節だに忘れざりき。