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尉
ふりがな文庫
“尉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じょう
73.9%
じよう
10.9%
い
4.3%
のじよう
4.3%
ジヨウ
4.3%
のじょう
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょう
(逆引き)
それにつれて、
大床
(
おおゆか
)
の中ほどへすすみ出た観世清次は白の小袖に白地に
銀摺
(
ぎんずり
)
の
大口袴
(
おおぐち
)
を
穿
(
は
)
き太刀を横たえ、
尉
(
じょう
)
の
仮面
(
おもて
)
をつけていた。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尉(じょう)の例文をもっと
(34作品)
見る
じよう
(逆引き)
が、
其
(
そ
)
の
筈
(
はず
)
で、いけずな
奴
(
やつ
)
が、
燒團子
(
やきだんご
)
のばた/\で、
七輪
(
しちりん
)
の
尉
(
じよう
)
を
飛
(
と
)
ばすこと、
名所
(
めいしよ
)
とはいひがたく
雪
(
ゆき
)
の
如
(
ごと
)
しであつたから。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
尉(じよう)の例文をもっと
(5作品)
見る
い
(逆引き)
始めは
清河
(
せいか
)
の
崔氏
(
さいし
)
の
女
(
むすめ
)
と一しょになりました。うつくしいつつましやかな女だったような気がします。そうして
明
(
あく
)
る年、
進士
(
しんし
)
の試験に及第して、
渭南
(
いなん
)
の
尉
(
い
)
になりました。
黄粱夢
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
尉(い)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
のじよう
(逆引き)
本當の調べは、町奉行でやることにはなつて居りますが、大岡越前守とか、遠山左衞門
尉
(
のじよう
)
とかいふ、後世までも聞えた名奉行は兎も角。
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
尉(のじよう)の例文をもっと
(2作品)
見る
ジヨウ
(逆引き)
軍奉行、長崎四郎左衛門ノ
尉
(
ジヨウ
)
、実検シケルニ、執筆十二人ニテ、昼夜三日ノ間モ、筆ヲ
措
(
オ
)
カズ、死者ノ名ヲ
注
(
シル
)
セリトゾ
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尉(ジヨウ)の例文をもっと
(2作品)
見る
のじょう
(逆引き)
その当時の市中取締役は庄内藩の酒井左衛門
尉
(
のじょう
)
である。その巡邏隊と歩兵隊とは、とかくに折り合いが悪く、途中で往々に衝突を演ずることがある。
半七捕物帳:62 歩兵の髪切り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
尉(のじょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“尉”の意味
《名詞》
(じょう)律令制において衛門府など軍事組織における四等官中第三位の官位。
(出典:Wiktionary)
尉
常用漢字
中学
部首:⼨
11画
“尉”を含む語句
大尉
少尉
丹左衛門尉基康
左衛門尉
酒井左衞門尉
校尉
中尉
右兵衛尉
遠山左衛門尉
騎都尉
都尉
兵衛尉
廷尉
黒尉
右衛門尉
邵大尉
県尉
悪尉
長水校尉
司隷校尉
...
“尉”のふりがなが多い著者
山東京山
吉川英治
中里介山
直木三十五
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
正岡容
泉鏡花
国枝史郎
菊池寛