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『黄粱夢』
ふりがな文庫
『
黄粱夢
(
こうりょうむ
)
』
盧生は死ぬのだと思った。目の前が暗くなって、子や孫のすすり泣く声が、だんだん遠い所へ消えてしまう。そうして、眼に見えない分銅が足の先へついてでもいるように、体が下へ下へと沈んで行く——と思うと、急にはっと何かに驚かされて、思わず眼を大きく開 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央文学」1917(大正6)年10月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
明
(
あく
)
雪
(
すす
)
女
(
むすめ
)
笑
(
えみ
)
尉
(
い
)
炊
(
かし
)
進士
(
しんし
)
私
(
わたし
)
窮達
(
きゅうたつ
)
落葉
(
おちば
)
語
(
ことば
)
讒
(
ざん
)
黍
(
きび
)
道士
(
どうし
)
邯鄲
(
かんたん
)
驩州
(
かんしゅう
)
髭
(
ひげ
)
冤
(
えん
)
盧生
(
ろせい
)
然
(
しか
)
渭南
(
いなん
)
清河
(
せいか
)
欠伸
(
あくび
)
梢
(
こずえ
)
未
(
いま
)
得喪
(
とくそう
)
崔氏
(
さいし
)
寵辱
(
ちょうじょく
)
執着
(
しゅうじゃく
)
呂翁
(
ろおう
)
否
(
いな
)
分銅
(
ふんどう
)