“燒團子”の読み方と例文
読み方割合
やきだんご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、はずで、いけずなやつが、燒團子やきだんごのばた/\で、七輪しちりんじようばすこと、名所めいしよとはいひがたくゆきごとしであつたから。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「えゝ……まけてけ、一番いちばん。」と、さらからねぢるやうに引摘ひつつかんで、べつ燒團子やきだんご五串いつくしへた。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
片手かたてきものなかれて、れでも肌薄はだうすな、襦袢じゆばんえりのきちんとして、あかほそいのも、あはれにさむさうにえたのが、なんおもつたか、左手ゆんでへて、むすいて、たけかはから燒團子やきだんご、まだ
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)