“廷尉”の読み方と例文
読み方割合
ていい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おかしなことに、李陵の家族よりも司馬遷のほうが先に罪せられることになった。翌日、彼は廷尉ていいに下された。刑はきゅうと決まった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
それを聞くと曹操は、さっそく廷尉ていいに命じて
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
酷吏として聞こえた一廷尉ていいが常に帝の顔色をうかがい合法的に法をげて帝の意を迎えることに巧みであった。ある人が法の権威を説いてこれをなじったところ、これに答えていう。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)