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尉
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じよう
ふりがな文庫
“
尉
(
じよう
)” の例文
が、
其
(
そ
)
の
筈
(
はず
)
で、いけずな
奴
(
やつ
)
が、
燒團子
(
やきだんご
)
のばた/\で、
七輪
(
しちりん
)
の
尉
(
じよう
)
を
飛
(
と
)
ばすこと、
名所
(
めいしよ
)
とはいひがたく
雪
(
ゆき
)
の
如
(
ごと
)
しであつたから。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
然し検非違使でゞもあれば兎に角、検非違使の別当は参議以上であるから、無位無官の者が突然にそれを望むべくは無い。して見れば検非違使の佐か
尉
(
じよう
)
かを望んだとして解すべきである。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
右のつらゝさへ我をはじめつらゝはめづらしからねば
強
(
しひ
)
て見にゆく人なし。此清水村の阿部翁はむかし
世
(
よ
)
に
聞
(
きこ
)
えたる阿部右衛門の
尉
(
じよう
)
が子孫也、世々清水
越
(
こえ
)
の
関守
(
せきもり
)
たり。こゝに長尾伊賀守の
城跡
(
しろあと
)
あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「へエ、熊手をね。
高砂
(
たかさご
)
の
尉
(
じよう
)
見たいに」
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
炭
(
すみ
)
は
黒
(
くろ
)
いが、
今
(
いま
)
しがた
繼
(
つ
)
いだばかりで、
尉
(
じよう
)
にも
成
(
な
)
らず、
火氣
(
くわき
)
の
立
(
た
)
ちぎは。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“尉”の意味
《名詞》
(じょう)律令制において衛門府など軍事組織における四等官中第三位の官位。
(出典:Wiktionary)
尉
常用漢字
中学
部首:⼨
11画
“尉”を含む語句
大尉
少尉
丹左衛門尉基康
左衛門尉
酒井左衞門尉
校尉
中尉
右兵衛尉
遠山左衛門尉
騎都尉
都尉
兵衛尉
廷尉
黒尉
右衛門尉
邵大尉
県尉
悪尉
長水校尉
司隷校尉
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