“騎都尉”の読み方と例文
読み方割合
きとい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つとに祖父の風ありといわれた騎射きしゃの名手で、数年前から騎都尉きといとして西辺の酒泉しゅせん張掖ちょうえきってしゃを教え兵を練っていたのである。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
自分は、前将軍を領し、弟の董旻とうびんを、左将軍に任じ、呂布を騎都尉きとい中郎将の都亭侯とていこうに封じた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先方がこの胡服こふくの大官をさき騎都尉きとい李少卿りしょうけいと認めるまでにはなおしばらくの時間が必要であった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)