“大口袴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおぐち80.0%
おおくち20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにつれて、大床(おおゆか)の中ほどへすすみ出た観世清次は白の小袖に白地に銀摺(ぎんずり)の大口袴(おおぐち)を穿(は)き太刀を横たえ、尉(じょう)の仮面(おもて)をつけていた。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山蚕織(やままゆおり)のごつい大口袴(おおぐち)、胴服(どうぶく)といった姿である。美作(びさく)の短刀一本、帯の前にたばさみ、腰の坐りもシャンとして折目ただしい。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
見ると、寛(くつろ)いだ衣(きぬ)を着て、大口袴(おおくち)を豊かにひらいた貴人が、短檠(たんけい)をそばにして、正面に坐っている。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)