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大口袴
ふりがな文庫
“大口袴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おおぐち
80.0%
おおくち
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおぐち
(逆引き)
それにつれて、
大床
(
おおゆか
)
の中ほどへすすみ出た観世清次は白の小袖に白地に
銀摺
(
ぎんずり
)
の
大口袴
(
おおぐち
)
を
穿
(
は
)
き太刀を横たえ、
尉
(
じょう
)
の
仮面
(
おもて
)
をつけていた。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山蚕織
(
やままゆおり
)
のごつい
大口袴
(
おおぐち
)
、
胴服
(
どうぶく
)
といった姿である。
美作
(
びさく
)
の短刀一本、帯の前にたばさみ、腰の坐りもシャンとして折目ただしい。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大口袴(おおぐち)の例文をもっと
(4作品)
見る
おおくち
(逆引き)
見ると、
寛
(
くつろ
)
いだ
衣
(
きぬ
)
を着て、
大口袴
(
おおくち
)
を豊かにひらいた貴人が、
短檠
(
たんけい
)
をそばにして、正面に坐っている。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大口袴(おおくち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“大口袴”の解説
大口袴(おおくちばかま)とは、束帯装束の表袴の下に履く裾の大きく開いた紅色の肌袴のこと。
後世、少年や武家の袴として白や浅葱の大口袴を独立して使うようになったため、正式な肌袴としての大口袴を特に赤大口と呼ぶこともある。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
袴
漢検準1級
部首:⾐
11画
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