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絆
ふりがな文庫
“絆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きずな
51.5%
ほだ
20.8%
ほだし
13.1%
きづな
7.7%
つな
2.3%
まつ
2.3%
ホダシ
1.5%
たづな
0.8%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きずな
(逆引き)
女と
契
(
ちぎ
)
れば、
鎖
(
くさり
)
ができる。周囲の
絆
(
きずな
)
や、子も出来る。それらの者を養うためには、職を持って、心ならぬ権門へも付かねばならぬ。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
絆(きずな)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ほだ
(逆引き)
知らん間にそれに
絆
(
ほだ
)
されなさって、——それと一つには、綿貫みたいな誰にも相手にしられんような人間の慰め物にしられるのんと
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
絆(ほだ)の例文をもっと
(27作品)
見る
ほだし
(逆引き)
かゝる動き、純なる空氣の中にありて全く
絆
(
ほだし
)
なやこの
高嶺
(
たかね
)
を撃ち、林に聲を生ぜしむ、これその繁きによりてなり 一〇六—一〇八
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
絆(ほだし)の例文をもっと
(17作品)
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▼ すべて表示
きづな
(逆引き)
わが愛これに燃やされしこといかばかりぞや、げに是時にいたるまで、かくうるはしき
絆
(
きづな
)
をもて我を
繋
(
つな
)
げるもの一だになし 一二七—一二九
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
絆(きづな)の例文をもっと
(10作品)
見る
つな
(逆引き)
この二馬は一和して
住
(
とど
)
まる、これ
両
(
ふたつ
)
ながら荒くて癖が悪く、
毎
(
いつ
)
も
絆
(
つな
)
を咬み切る、罪を同じゅうし過ちを
斉
(
ひと
)
しゅうする者は必ず仲がよいと答え
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
絆(つな)の例文をもっと
(3作品)
見る
まつ
(逆引き)
それを聽いてからお道には暗い陰が
絆
(
まつ
)
はつて離れなかつた。どんな
禍
(
わざはひ
)
が降りかゝつて來やうとも自分だけは前世の約束とも諦めよう。
半七捕物帳:01 お文の魂
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
絆(まつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ホダシ
(逆引き)
其までの
長雨忌
(
ナガメイ
)
みの間を「馬にこそ、ふもだしかくれ」と歌はれた
繋
(
カイ
)
・
絆
(
ホダシ
)
(すべて、ふもだし)の役目をするのが、ひもであつた。かう言ふ若い神たちには、中心となる神があつた。
水の女
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
絆(ホダシ)の例文をもっと
(2作品)
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たづな
(逆引き)
「イヤイヤ滅多な事を言出して取着かれぬ返答をされては」ト思い直してジット
意馬
(
いば
)
の
絆
(
たづな
)
を
引緊
(
ひきし
)
め、
藻
(
も
)
に住む虫の我から苦んでいた……これからが肝腎
要
(
かなめ
)
、回を改めて伺いましょう。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
絆(たづな)の例文をもっと
(1作品)
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絆
漢検1級
部首:⽷
11画
“絆”を含む語句
脚絆
覊絆
羈絆
絆纏
絆創膏
手甲脚絆
絆纒
印絆纒
草鞋脚絆
脚絆草鞋
巻脚絆
脚絆掛
長繻絆
絆纏着
縞脚絆
繻絆
印絆纏
脚絆穿
紺脚絆
襦絆
...
“絆”のふりがなが多い著者
紫式部
谷崎潤一郎
南方熊楠
ロマン・ロラン
吉川英治
中里介山
作者不詳
樋口一葉
二葉亭四迷
ワシントン・アーヴィング