“草鞋脚絆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わらじきゃはん75.0%
わらぢきやはん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曲者くせものの姿で、幼い丑松の眼にも気の付いたのは、草鞋脚絆わらじきゃはんに足を堅めていたことですが、その晩は小雨が降って、何となく薄寒かったので
それを、一瓢を携えた道庵先生が、ふらりふらりと上り出すそのいでたちは、草鞋脚絆わらじきゃはんの足ごしらえをよくした、平生の旅の通りであります。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
をさない丑松の眼にも氣の付いたのは、草鞋脚絆わらぢきやはんに足を堅めてゐたことですが、その晩は小雨が降つて、何となく薄寒かつたので