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草鞋脚絆
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わらじきゃはん
ふりがな文庫
“
草鞋脚絆
(
わらじきゃはん
)” の例文
曲者
(
くせもの
)
の姿で、幼い丑松の眼にも気の付いたのは、
草鞋脚絆
(
わらじきゃはん
)
に足を堅めていたことですが、その晩は小雨が降って、何となく薄寒かったので
銭形平次捕物控:149 遺言状
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
それを、一瓢を携えた道庵先生が、ふらりふらりと上り出すそのいでたちは、
草鞋脚絆
(
わらじきゃはん
)
の足ごしらえをよくした、平生の旅の通りであります。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
海向いの村へ通う渡船は、四五人の客を乗せていたが、四角な荷物を
背負
(
せお
)
うた
草鞋脚絆
(
わらじきゃはん
)
の商人が駈けてきて飛乗ると、
頬被
(
ほおかぶ
)
りした船頭は
水棹
(
みさお
)
で岸を突いて船を
辷
(
すべ
)
らせた。
入江のほとり
(新字新仮名)
/
正宗白鳥
(著)
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
鞋
漢検1級
部首:⾰
15画
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
絆
漢検1級
部首:⽷
11画
“草鞋”で始まる語句
草鞋
草鞋穿
草鞋銭
草鞋虫
草鞋掛
草鞋代
草鞋作
草鞋錢
草鞋履
草鞋懸