“連鎖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れんさ80.0%
つがり10.0%
つながり10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軽視の風がある楠木正成くすのきまさしげも、赤坂から千早ちはやへの築城を完了し、金剛山一帯は、今やひとつの連鎖れんさ陣地をなして来たともつたえている。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
袋の口をあけるのももどかしく連鎖つがり組緒くみおを引きちぎったところが、それは/\おびたゞしい異香が熏じて、出て来たのは十二単衣ひとえの御装束なのです。
三人法師 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
黙ってじいと事件の連鎖つながりを見つめているうちに、三次には万事がわかったような気がした。今はただ、三次は待っていた。