“後先”の読み方と例文
読み方割合
あとさき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初めの内は話す度に何処か少しづゝ変る様でしたが、これはかれがまだ目が醒めたばかりで、考も後先(あとさき)になるのでありましたらう。
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)
彼(かれ)は、もう自分(じぶん)は、いよいよ死(し)ぬのだと思(おも)いました。そして、しばらく雪(ゆき)の上(うえ)にすわって闇(やみ)を見(み)つめて後先(あとさき)のことを考(かんが)えました。
宝石商 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「尼公さまからも、今生の後先(あとさき)などは、つかのまのこと。どうぞおとりみだしなく、北条九代の終りを、いさぎよく遊ばすようにと……」
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)