かげろうの日記かげろうのにっき
なほ物はかなきを思へば、あるかなきかの心地する かげろふの日記といふべし。 蜻蛉日記 半生も既に過ぎてしまって、もはやこの世に何んのなす事もなく生きながらえている自分だが、——一たい顔かたちだって人並でないし、これと云った才能もあるわけでは …
作品に特徴的な語句
おっし 相撲すまい まち しり うつ なだ むさぼ しも いで やもめ いみ ごと しわぶき 為合しあ 物詣ものもうで さる かご いじ 長雨ながさめ にわ 内裏うち 南面みなみおもて 念誦ねんじゅ 数珠ずず すみか 檀紙たとうがみ 盆供ぼに 禅師ぜじ みす 素気すげ かよ たが むご 音信おとずれ がお 上莚うわむしろ 不便ふびん ほの たたず 余所よそ ためし 値打ねうち 側立そばだ まま 入相いりあい 几帳きちょう 出立しゅったつ 初夜しょや 勾欄こうらん ひる 受領ずりょう のど いなな ささや 土器かわらけ ちり 塵掃ちりはら 奇矯ききょう 宿世すくせ 寐入ねい もっと しばしば 山籠やまごも とばり かたち 御邸おやしき 忌違いみたが うら おび 恢復かいふく あたか 我慢がまん 所為せい 手筥てばこ 打棄うっちゃ たく かた 方塞かたふさが 時鳥ほととぎす ついたち