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『かげろうの日記』
ふりがな文庫
『
かげろうの日記
(
かげろうのにっき
)
』
なほ物はかなきを思へば、あるかなきかの心地する かげろふの日記といふべし。 蜻蛉日記 半生も既に過ぎてしまって、もはやこの世に何んのなす事もなく生きながらえている自分だが、——一たい顔かたちだって人並でないし、これと云った才能もあるわけでは …
著者
堀辰雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造」1937(昭和12)年12月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間2分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間43分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
倦
(
た
)
仰
(
おっし
)
相撲
(
すまい
)
坊
(
まち
)
後
(
しり
)
空
(
うつ
)
慰
(
なだ
)
貧
(
むさぼ
)
過
(
よ
)
下
(
しも
)
漸
(
や
)
出
(
いで
)
寡
(
やもめ
)
忌
(
いみ
)
離
(
か
)
事
(
ごと
)
咳
(
しわぶき
)
好
(
す
)
為合
(
しあ
)
物詣
(
ものもうで
)
申
(
さる
)
籠
(
かご
)
虐
(
いじ
)
長雨
(
ながさめ
)
佗
(
わ
)
俄
(
にわ
)
内裏
(
うち
)
南面
(
みなみおもて
)
寐
(
い
)
念誦
(
ねんじゅ
)
数珠
(
ずず
)
栖
(
すみか
)
檀紙
(
たとうがみ
)
溜
(
た
)
癒
(
い
)
盆供
(
ぼに
)
禅師
(
ぜじ
)
簾
(
みす
)
素気
(
すげ
)
通
(
かよ
)
違
(
たが
)
酷
(
むご
)
音信
(
おとずれ
)
顔
(
がお
)
上莚
(
うわむしろ
)
不便
(
ふびん
)
亥
(
い
)
仄
(
ほの
)
佇
(
たたず
)
余所
(
よそ
)
例
(
ためし
)
値打
(
ねうち
)
側立
(
そばだ
)
儘
(
まま
)
入相
(
いりあい
)
几帳
(
きちょう
)
出立
(
しゅったつ
)
切
(
き
)
初夜
(
しょや
)
勾欄
(
こうらん
)
午
(
ひる
)
去
(
さ
)
取
(
と
)
受領
(
ずりょう
)
合
(
あ
)
啼
(
な
)
喉
(
のど
)
嘶
(
いなな
)
囁
(
ささや
)
土器
(
かわらけ
)
塵
(
ちり
)
塵掃
(
ちりはら
)
奇矯
(
ききょう
)
宿世
(
すくせ
)
寐
(
ね
)
寐入
(
ねい
)
尤
(
もっと
)
屡
(
しばしば
)
山籠
(
やまごも
)
帳
(
とばり
)
形
(
かたち
)
御邸
(
おやしき
)
忌違
(
いみたが
)
怨
(
うら
)
怪
(
け
)
怯
(
おび
)
恢復
(
かいふく
)
恰
(
あたか
)
惹
(
ひ
)
憑
(
つ
)
我慢
(
がまん
)
所為
(
せい
)
手筥
(
てばこ
)
打棄
(
うっちゃ
)
托
(
たく
)
措
(
お
)
方
(
かた
)
方塞
(
かたふさが
)
時鳥
(
ほととぎす
)
朔
(
ついたち
)