“値打”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねうち66.7%
ねう29.6%
かち3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふん、もの値打ねうちのわからねえやつにゃかなわねえの。おんな身体からだについてるもんで、ねん年中ねんじゅうやすみなしにびてるもなァ、かみつめだけだぜ。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
でもこのばあさんの言ってくれることは考え直す値打ねうちがあった。それにわたしたちはききらいをしてはいられなかった。
「でも好奇心は好奇心のままで、うっちゃってお置きなさいました方が、よろしいようにございます。……好奇心は好奇心をとげた時に、値打かちを失うでございましょうから」
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)