“金額”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんがく42.9%
たか21.4%
かね14.3%
かねだか14.3%
コント7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまりそのとし日本につぽん外國がいこく輸出ゆしゆつした總額そうがく一億一千七百萬圓いちおくいつせんしちひやくまんえんよりもまだはるかおほくの金額きんがくだつたので、人々ひと/″\はみんな洪水こうずい大慘害だいさんがいにはふるあがつたものです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
グイと胸を開けて鳩尾みぞおちを探る。その手にさわった革財布。そのままズルズルと引き出すと、まず手探りで金額たかを数え、じっとなって立ちすくむ。
三甚内 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大金を奪られるような者に払いを取りに遣るとはおおまかなもんだなア、おめえもまた間抜じゃアねえか、胴巻へ入れてしっかり懐へ入れて置けばいのに、百両といえばおめ金額かね
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
無数の寄進者からかけ離れて、金額かねだかも大きく、札も一倍と大きな板にこう書いてあったのが、彼の眼をはたと引きつけたものだった。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのコント——(もしくは金額コント)——に皆大笑いをしたが、だれも驚く者はなかった。