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『三甚内』
ふりがな文庫
『
三甚内
(
さんじんない
)
』
「御用!御用!神妙にしろ!」 捕り方衆の叫び声があっちからもこっちからも聞こえて来る。 森然と更けた霊岸島の万崎河岸の向こう側で提灯の火が飛び乱れる。 「抜いたぞ!抜いたぞ!用心しろ」 口々に呼び合う殺気立った声。ひとしきり提灯が集まって前 …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「ポケット」1925(大正14)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約37分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
微笑
(
ほおえみ
)
縛
(
しょぴ
)
連
(
くさり
)
審
(
あやし
)
死
(
くたば
)
焦
(
いら
)
艶
(
あで
)
著
(
しる
)
黄金
(
かね
)
家内
(
なか
)
後
(
おく
)
怖
(
お
)
態
(
さま
)
楼
(
いえ
)
燈火
(
ひ
)
穏
(
おとな
)
以前
(
まえ
)
勿体
(
もってえ
)
吹殻
(
ほこ
)
宣
(
なの
)
寂然
(
しん
)
帰路
(
かえりみち
)
意
(
つもり
)
止宿
(
とま
)
気
(
げ
)
若干
(
いくら
)
訓
(
さと
)
鉾
(
きっさき
)
騙
(
たばか
)
鮮明
(
はっき
)
人家
(
いえ
)
余
(
あんま
)
妾
(
わたし
)
握
(
つか
)
散々
(
ちりぢり
)
明瞭
(
はっきり
)
晩
(
おそ
)
楼
(
ろう
)
此方
(
こなた
)
殺
(
や
)
流行
(
はやり
)
独言
(
ひとりご
)
疲労
(
つか
)
纜
(
もや
)
臍
(
ほぞ
)
萠
(
きざ
)
蟠
(
わだか
)
誘
(
いざな
)
躊躇
(
ためら
)
転
(
まろ
)
迸
(
ほとば
)
金額
(
たか
)
頬冠
(
ほおかぶ
)
不味
(
まず
)
不愍
(
ふびん
)
他人
(
ひと
)
作
(
な
)
作者
(
わたし
)
係合
(
かかりあ
)
刎
(
は
)
勾坂
(
こうさか
)
勾当
(
こうとう
)
勿怪
(
もっけ
)
匕口
(
あいくち
)
匕首
(
あいくち
)
卒爾
(
そつじ
)
博奕
(
ばくち
)
反
(
そ
)
周章
(
あわ
)
呼吸
(
いき
)
咽喉
(
のど
)
商人
(
あきんど
)
商売
(
あきない
)
喚
(
わめ
)
四辺
(
あたり
)
家
(
うち
)
対島
(
つしま
)
寿
(
ことぶき
)
山砦
(
さんさい
)
布告
(
ふれ
)
師走
(
しわす
)
常時
(
いつも
)
幾個
(
いくつ
)
幾片
(
いくひら
)
廃
(
すた
)
彼方
(
かなた
)
従
(
つ
)
御手
(
みて
)
急
(
せ
)
怨恋
(
うらみこい
)
悉
(
ことごと
)
懐中
(
ふところ
)
戦
(
おのの
)
戸外
(
そと
)
掬
(
すく
)
故意
(
わざ
)
敵
(
かたき
)
斃
(
たお
)
斟酌
(
しんしゃく
)
新玉
(
あらたま
)