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斟酌
ふりがな文庫
“斟酌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんしゃく
90.0%
しんしやく
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんしゃく
(逆引き)
ああ、それも売物じゃいうだけの
斟酌
(
しんしゃく
)
に違いないな。……お客様に礼言いや。さ、そして、何かを話しがてら、御隠居の
炬燵
(
こたつ
)
へおいで。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あまり負かしては気の毒だと思って
斟酌
(
しんしゃく
)
しますと、勘がよいのですからすぐ悟って、「もうおやめにしましょう」といわれるのでした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
斟酌(しんしゃく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
しんしやく
(逆引き)
今までの手口から見て、
無耻
(
むち
)
で、殘酷で、手加減も遠慮もないところを見ると、どう
斟酌
(
しんしやく
)
して考へても、人間らしい心の持主とは思へなかつたのです。
銭形平次捕物控:077 八五郎の恋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
此方
(
こつち
)
の身にも成つて少しは
斟酌
(
しんしやく
)
するが可いぢやないか。一文も費ひもせんで五百円の証書が書けると想ふかい
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
斟酌(しんしやく)の例文をもっと
(11作品)
見る
斟
漢検1級
部首:⽃
13画
酌
常用漢字
中学
部首:⾣
10画
“斟”で始まる語句
斟
斟尽
斟野
検索の候補
御斟酌
“斟酌”のふりがなが多い著者
吉川英治
佐々木邦
新渡戸稲造
紫式部
パウル・トーマス・マン
大阪圭吉
作者不詳
中里介山
南方熊楠
国枝史郎