“帰路”のいろいろな読み方と例文
旧字:歸路
読み方(ふりがな)割合
かえり43.2%
きろ24.3%
かえりみち16.2%
かへり10.8%
かへりぢ2.7%
かへりみち2.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“帰路”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.8%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
帰路かえりは二組に分かれ一組は船で帰り、一組は陸を徒歩かちで帰ることにして、僕は叔父さんが離さないので陸を帰った。
鹿狩り (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
伊達若狭守殿の控邸について、帰路かえりを急ぐ親分乾児、早い一番鶏の声が軽子河岸かるこがしの朝焼けに吸われて行った。
第二信は、ある日白が縄をぬけて、赤沢君のうちから約四里甲府こうふの停車場まで帰路きろを探がしたと云う事を報じた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
帰路きろ余は少し一行におくれて、林中りんちゅうにサビタのステッキをった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
彼女は近いうちに叔父の手伝いとして復た訪ねて来ることを祖母さんに話して置いて、その日は弟と共に遠い帰路かえりみちを急いで行った。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その寮はッて聞くと、ここを一町ばかり、左の路地へ入った処、ちょうど可い、帰路かえりみちもそこだというもの。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その帰路かへりである。静子は小妹いもうと二人を伴れて、宝徳寺路の入口の智恵子の宿を訪ねた。智恵子は、何か気の退ける様子で迎へる。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
帰路かへりには、馬町の先生を訪ねて、近日中に厨川柵くりやがはのさくへ一緒に行つて貰ふ約束をした。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
程なくして吉野や静子等も帰路かへりぢに就いた。信吾には遂に逢はなかつた。吉野は智恵子の病気の気に懸らぬではないが、寄つて見る訳にも行かぬ。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
智恵子は考へ深い眼を足の爪先に落して、帰路かへりぢを急いだが、其心にあるのは、いつもの様に、今日一日をむだに過したといふ悔ではない。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
なんでも一緒いつしよに遊んだ事も有つたらしいので、那様そんな事から一層いつそう親密しんみつつて、帰路かへりみちも同じでありましたから連立つれだつても帰る
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)