“林中”の読み方と例文
読み方割合
りんちゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帰路きろ余は少し一行におくれて、林中りんちゅうにサビタのステッキをった。足音がするのでふっと見ると、むこうのこみちをアイヌが三人歩いて来る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ついすすめられて二十の年には今の林中りんちゅうの門人となって家寿太夫やすだゆうの名をもらうようなことになってしまった。
初看板 (新字新仮名) / 正岡容(著)
その後二日間溪流けいりゅうあるいは林中りんちゅうあるいは山間さんかんてビンビテーという駅に着きました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)