“林羅山”の読み方と例文
読み方割合
はやしらざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの林羅山はやしらざんの如きも、既に煙癖があったと見えて、その文集の中に佗波古たばこ希施婁きせるに関する文章が載っており、またその「莨菪文ろうとうぶん」の中に
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
林羅山はやしらざんや平山子龍なども、断片的な論賛ろんさん逸事などを誌しているが、彼の生涯を補足する足しになるほどな文字はない。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうして慶長十二年(一六〇七)には、ついに林羅山はやしらざんを召し抱えるに至った。家康がキリシタン弾圧を始めたのは、それより五、六年後のことである。