“帰還”の読み方と例文
読み方割合
きかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名簿には、「熊本県、二十六歳、村農会書記、村青年団長、農学校卒」とあり、備考欄に、「歩兵伍長ごちょう、最近満州より帰還きかん
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
帰還きかんしてから、秀作しゅうさくさんは、毎日まいにちのようにそのことをおもったのでした。とうとうたまらなくなって、自分じぶんまれたむらかえみちにあったのです。
しらかばの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
せっかくの帰還きかんが水のあわときえてしまっては、まさに一大事であるから、こうなっては、相手のきげんをうんと手あつくとっておかねば危険であった。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)