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帰洛
ふりがな文庫
“帰洛”の読み方と例文
旧字:
歸洛
読み方
割合
きらく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きらく
(逆引き)
にわかな
宣旨
(
せんじ
)
で
帰洛
(
きらく
)
のことの決まったのはうれしいことではあったが、
明石
(
あかし
)
の浦を捨てて出ねばならぬことは相当に源氏を苦しませた。
源氏物語:13 明石
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
「もう案じるな。ここが助かるような身の武運なら、先々とても、首尾はよかろう。豊麻呂、いずれ
帰洛
(
きらく
)
のうえには、都からよい沙汰するぞ」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わしが都へ帰ったらきっと
清盛
(
きよもり
)
殿にとりなして、あなたも
帰洛
(
きらく
)
のかなうよう取りはからいます。それを頼みに苦しみに
堪
(
た
)
えて待っていてください。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
帰洛(きらく)の例文をもっと
(12作品)
見る
“帰洛”の意味
《名詞》
都(特に京都)に帰ること。
(出典:Wiktionary)
帰
常用漢字
小2
部首:⼱
10画
洛
漢検準1級
部首:⽔
9画
“帰”で始まる語句
帰
帰途
帰依
帰宅
帰路
帰趨
帰来
帰京
帰還
帰省
検索の候補
御帰洛
明日帰洛
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谷崎潤一郎
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