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かへりぢ
ふりがな文庫
“かへりぢ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
帰路
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帰路
(逆引き)
智恵子は考へ深い眼を足の爪先に落して、
帰路
(
かへりぢ
)
を急いだが、其心にあるのは、
例
(
いつも
)
の様に、今日一日を
空
(
むだ
)
に過したといふ悔ではない。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
程なくして吉野や静子等も
帰路
(
かへりぢ
)
に就いた。信吾には遂に逢はなかつた。吉野は智恵子の病気の気に懸らぬではないが、寄つて見る訳にも行かぬ。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
軈てドヤ/\と
帰路
(
かへりぢ
)
についた。信吾兄妹も鶴飼橋まで送ると言つて一同と一緒に
戸外
(
そと
)
に出た。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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(1作品)
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