“勾当”のいろいろな読み方と例文
旧字:勾當
読み方割合
こうとう91.7%
こうたう8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ、ここでも考えさせられることは、新田義貞における勾当こうとう内侍ないしのように、高貞も宮中の女子を恩賞にもらっていたことである。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
青竹づえはあんまの小僧、丸樫杖は一枚上がって座頭、片撞木かたしゅもくはさらに上がって勾当こうとう両撞木りょうしゅもく撿校けんぎょうと、格によって持ちづえが違っているんだ。
益沢勾当こうたう話、信州飯田真言宗普門院に、しだれ桜六抱半の木、同近辺山本村、近藤登之助陣屋に、七かゝへのしだれ桜あり。又高遠城には五かゝへの桜あり、是はかば桜かしだれ桜か不詳云々
信濃桜の話 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)