“幾片”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いくひら55.6%
いくへん44.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“幾片”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
今も老人はその算当をしてしまって、幾片いくひらかの金を封じにかかると、その窓の下でバタバタと人の走る音がしました。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
と言って、お銀様が無雑作むぞうさに箱の中からつまみ出したのは、幾片いくひらかの小判でありました。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
復一は急いで眼口を閉じたつもりだったが、牡丹ぼたん桜の花びらのうすら冷い幾片いくへんかは口の中へ入ってしまった。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
無駄口をたたく学者や、蓄音機の代理をする教師が露命をつなぐ月々幾片いくへんの紙幣は、どこからいてくる。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)