“阿片丁幾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アヘンチンキ66.7%
ローダノム33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「阿片丁幾(アヘンチンキ)」というレッテルを貼(は)った空(から)のガラス罎(びん)がそのかたわらにあった。彼の呼吸は毒を飲んだことを示していた。彼はひと言もいわずに死んでしまった。
一人残らず阿片丁幾(アヘンチンキ)、大黄、樟脳等の正規の処方でつくった虎疫薬を入れた小さな硝子瓶を受取る。
「すごいというなら、阿片丁幾(ローダノム)なんてのがあるわ。これは、たいしたもんじゃないのよ……どうも、ありがとう」
肌色の月 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)