トップ
>
卒爾
ふりがな文庫
“卒爾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そつじ
97.4%
うちつけ
2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そつじ
(逆引き)
「
卒爾
(
そつじ
)
ながらお尋ね致す」言葉の様子が違って来た。「武田家の家人で土屋姓、土屋惣蔵昌恒殿のもしやお身内ではござらぬかな?」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
今ここに、
書肆
(
しよし
)
から望まれるに
其
(
それ
)
等の見聞記を集めて読み返して見ると、すべて
卒爾
(
そつじ
)
に書いた
杜撰
(
づざん
)
無用の文字のみであるのに赤面する。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
卒爾(そつじ)の例文をもっと
(37作品)
見る
うちつけ
(逆引き)
さなくて
卒爾
(
うちつけ
)
に
文
(
ふみ
)
など
參
(
まゐ
)
らせたるを
如何
(
いか
)
に
厭
(
いと
)
はしと
思
(
おぼ
)
しながら
返
(
かへ
)
しせざらんも
情
(
なさけ
)
なしとて
彼
(
あ
)
れよりは
夫
(
それ
)
となく
御出
(
おいで
)
のなきか
此頃
(
このごろ
)
のお
哥
(
うた
)
の
心
(
こゝろ
)
は
如何
(
いか
)
に
茂
(
しげ
)
るわか
葉
(
ば
)
の
今
(
いま
)
こそは
闇
(
く
)
らけれど
時節
(
じせつ
)
を
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
卒爾(うちつけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“卒爾”の意味
《名詞》
卒爾(そつじ)
にわかであること。突然であること。率爾。
(出典:Wiktionary)
卒
常用漢字
小4
部首:⼗
8画
爾
漢検準1級
部首:⽘
14画
“卒”で始まる語句
卒
卒塔婆
卒業
卒然
卒倒
卒中
卒都婆
卒伍
卒塔婆小町
卒去
“卒爾”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
与謝野寛
吉川英治
谷譲次
井上円了
幸田露伴
中里介山
国枝史郎
林不忘
三遊亭円朝