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卒然
ふりがな文庫
“卒然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そつぜん
85.2%
いきなり
11.1%
そつねん
3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そつぜん
(逆引き)
ところがこの注意深い母がその折
卒然
(
そつぜん
)
と自分に向って、「二郎、ここだけの話だが、いったいお
直
(
なお
)
の気立は好いのかね悪いのかね」
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
卒然(そつぜん)の例文をもっと
(23作品)
見る
いきなり
(逆引き)
それを、
貴女
(
あなた
)
……いや、どうも、ああいう手合に逢っちゃ
敵
(
かな
)
いませんて、
卒然
(
いきなり
)
匿
(
かく
)
してた棒を取直して、おやッと思う間に、ポンと一つ鼻面を
打
(
ぶ
)
ちました。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
卒然(いきなり)の例文をもっと
(3作品)
見る
そつねん
(逆引き)
卒然
(
そつねん
)
と私の思い出したのはワイルドの描いたドリアングレーの事で
温室の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
卒然(そつねん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“卒然”の意味
《名詞》
卒然(そつぜん)
にわかなこと。また、そのようなさま。突然。
軽はずみなこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
卒
常用漢字
小4
部首:⼗
8画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“卒”で始まる語句
卒
卒塔婆
卒業
卒爾
卒倒
卒中
卒都婆
卒伍
卒塔婆小町
卒去
“卒然”のふりがなが多い著者
吉川英治
二葉亭四迷
中島敦
夏目漱石
国木田独歩
林不忘
徳田秋声
柳田国男
国枝史郎
岡本かの子