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匿
ふりがな文庫
“匿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かく
75.0%
かくま
20.0%
かくも
1.8%
か
1.1%
かこ
0.7%
カク
0.7%
かくまは
0.4%
ひっこ
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かく
(逆引き)
私は俎上の魚となった以上敢て逃げ
匿
(
かく
)
れはしない。内外の学者文士、評論家に由って私の人間味を忌憚なく縦横に評論して戴きたい。
安吾人生案内:06 その六 暗い哉 東洋よ
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
匿(かく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かくま
(逆引き)
「何を隠そう、そうした心は拙者とても同じであった。川長の離れ座敷で、銀五郎や多市などとともに、そちに
匿
(
かくま
)
われていた頃から」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
匿(かくま)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かくも
(逆引き)
「そんな事を云うたとて、きのうも何度、平家のお侍衆が、触れて来たことか。
匿
(
かくも
)
うたなどと疑われてみさっしゃれ、それこそ……」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
匿(かくも)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
か
(逆引き)
匿
(
か
)
くしていらっしゃりたいなら、帽子の内側へ名前を書くことをおやめにならなくちゃ、——でなければせめて、話してる相手の人間に、帽子の外側を
黄色な顔
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
匿(か)の例文をもっと
(3作品)
見る
かこ
(逆引き)
「どっちにしても
褒
(
ほ
)
められた話じゃねえ。だがお粂の所に
匿
(
かこ
)
われていても、金吾が病気といやあ安心だが、また一ツいけねえことが降ってわいたな」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
匿(かこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
カク
(逆引き)
日頃、総督ノ
愛顧
(
アイコ
)
ニ
狎
(
ナ
)
レテ、トカク盗ミヲ働キ、ソノ
贜品
(
ゾウヒン
)
ヲ、自己ノ小僕部屋ニ
匿
(
カク
)
シオキ、十五日夜半モ又、夫人ノ深窓ヨリ金銀珠玉ヲ盗マントシテ、ツイニ衛兵ノ手ニ
縛
(
バク
)
サレタリ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
匿(カク)の例文をもっと
(2作品)
見る
かくまは
(逆引き)
救
(
すく
)
ひ
出
(
だ
)
し山口惣右衞門并びに
陸尺
(
ろくしやく
)
の七右衞門と申し合せ兄弟の者を
深
(
ふか
)
く
匿
(
かくまは
)
んとする
故
(
ゆゑ
)
主税之助は
詮方
(
せんかた
)
なく安間平左衞門立花左仲を相手に
種々
(
いろ/\
)
と相談せしが
寧
(
いつそ
)
此方
(
このはう
)
より
支配
(
しはい
)
へ
委細
(
ゐさい
)
屆書
(
とゞけがき
)
を差出し
表向
(
おもてむき
)
吟味を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
匿(かくまは)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひっこ
(逆引き)
頭山満
(
とうやまみつる
)
の邸へ逃込んだ印度人がとうとう判らなくなったり、早大の佐野学が某所に
匿
(
ひっこ
)
んでいるんだなどと噂やら事実やらとにかく東京で有力な人の袖に
縋
(
すが
)
れば、安全な事今も昔も大した変りはない。
鍵屋の辻
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
匿(ひっこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
匿
常用漢字
中学
部首:⼖
10画
“匿”を含む語句
隠匿
蔵匿
隱匿
匿名
御匿
波斯匿
車匿
秘匿
波斯匿王
車匿童子
護匿
身匿
眼匿
逃匿
隠匿場
隠匿所
隠匿物資
隠匿米
隱匿呉
蔵匿物
...
“匿”のふりがなが多い著者
佐々木邦
吉川英治
柳宗悦
三遊亭円朝
幸田露伴
柳田国男
室生犀星
谷崎潤一郎
神西清
山本周五郎