“波斯匿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はしのく50.0%
ハシクノク50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
印度舎衛しゃえ国王波斯匿はしのくと、摩利夫人まりぶにんとの間に生れて、阿踰闍あゆしゃ国王に嫁した勝鬘夫人ぶにんが仏教に帰依きえした、その説示だという、最も大乗だいじょうの尊さを説いたもので、わが聖徳太子も
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
まことにひとたび、この巧妙な人生の譬喩を聞いたならば、波斯匿ハシクノク王ならずとも、トルストイならずとも、まざまざ「人生の無常」を感ぜずにはおれないのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)