“舎衛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃえ75.0%
シャエ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また『賢愚因縁経』十二に、舎衛しゃえ国の婆羅門ばらもん師質が子の有無を問うと六師はなしと答え、仏はあるべしという、喜んで仏と衆僧を供養す。
印度舎衛しゃえ国王波斯匿はしのくと、摩利夫人まりぶにんとの間に生れて、阿踰闍あゆしゃ国王に嫁した勝鬘夫人ぶにんが仏教に帰依きえした、その説示だという、最も大乗だいじょうの尊さを説いたもので、わが聖徳太子も
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
(たまたま「孝徳紀」の終わりに吐火羅トカラ男二人、女二人、舎衛シャエ女一人の漂着を報じているのが、空想を刺戟する。)
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)