“婆羅門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばらもん67.9%
バラモン32.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして、十九世紀末から現代にかけて、ことに婆羅門ばらもんアウルヤ派の手相学は、多くの信仰者を作って、昔の盛時にかえった観がある。
ヤトラカン・サミ博士の椅子 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
また『賢愚因縁経』十二に、舎衛しゃえ国の婆羅門ばらもん師質が子の有無を問うと六師はなしと答え、仏はあるべしという、喜んで仏と衆僧を供養す。
「明らかに悪手あくしゅだな。兵書の説かざるところだよ。婆羅門バラモンの秘巻にも(手紙は一度二度目は殿御がお直々)といふ明文が見えてをる」
西東 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
これ婆羅門バラモン、かくのごとくはかりごとをなす。迦葉かしょうの曰く、『なんじがもしねむるとき、神識じんしき出入す、傍人見しやいなや』なきなり
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)