“大乗”の読み方と例文
旧字:大乘
読み方割合
だいじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世界における大乗だいじょう仏教国は、今日においては我が日本帝国とチベット国のみであるというてもよい位であります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
やがて、氏は大乗だいじょう仏教をも、味覚しました、ここにもまた、氏の歓喜的飛躍ひやくいちじるしさを見ました。
印度舎衛しゃえ国王波斯匿はしのくと、摩利夫人まりぶにんとの間に生れて、阿踰闍あゆしゃ国王に嫁した勝鬘夫人ぶにんが仏教に帰依きえした、その説示だという、最も大乗だいじょうの尊さを説いたもので、わが聖徳太子も
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)