“贜品”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぞうひん50.0%
ゾウヒン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高が犬の仔一匹金を出して買うのにまるで警察へ出頭して贜品ぞうひんの払い下げでも受けるような騒ぎであった。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
日頃、総督ノ愛顧アイコレテ、トカク盗ミヲ働キ、ソノ贜品ゾウヒンヲ、自己ノ小僕部屋ニカクシオキ、十五日夜半モ又、夫人ノ深窓ヨリ金銀珠玉ヲ盗マントシテ、ツイニ衛兵ノ手ニバクサレタリ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)