“そつじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
卒爾68.5%
率爾27.8%
卒尓3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今ここに、書肆(しよし)から望まれるに其(それ)等の見聞記を集めて読み返して見ると、すべて卒爾(そつじ)に書いた杜撰(づざん)無用の文字のみであるのに赤面する。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
「場所がらをも弁えず、まことに率爾(そつじ)ではござりまするが、事火急のお願い、何とぞお聞き届け願わしゅう存じまする……」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
 御若冠の時とは申ながら、賢者(けんしや)の聞(きこ)えある重臣の 菅公を時平大臣(おとゞ)が一時の讒口(ざんこう)を信じ玉ひて其実否をも糺(たゞ)し玉はず、卒尓(そつじ)に菅公を左遷(させん)ありしは 御一代の失徳(しつとく)とやいふべき。