“輸出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆしゅつ40.0%
ゆしゆつ40.0%
しゆしゆつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ農作のうさくさまたぐるのみにして、米の収穫しゅうかく如何いかんは貿易上に関係なしといえども、東北地方は我国の養蚕地ようさんちにして、もしもその地方が戦争のためにらされて生糸の輸出ゆしゅつ断絶だんぜつする時は
つまりそのとし日本につぽん外國がいこく輸出ゆしゆつした總額そうがく一億一千七百萬圓いちおくいつせんしちひやくまんえんよりもまだはるかおほくの金額きんがくだつたので、人々ひと/″\はみんな洪水こうずい大慘害だいさんがいにはふるあがつたものです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
さう云ふのは「ちくしやう」と云ふ國語と認めて宜しい。新しい語で言ひましても、輸出しゆしゆつを「ゆしゆつ」と云ふ。此の位に固まつて來れば國語と認めるのに異議はないのであります。
仮名遣意見 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)