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側立
ふりがな文庫
“側立”の読み方と例文
読み方
割合
そばだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そばだ
(逆引き)
水に臨んだ
紅葉
(
こうよう
)
の村、谷を
埋
(
うず
)
めている
白雲
(
はくうん
)
の
群
(
むれ
)
、それから
遠近
(
おちこち
)
に
側立
(
そばだ
)
った、
屏風
(
びょうぶ
)
のような数峯の
青
(
せい
)
、——たちまち私の眼の前には、大癡老人が造りだした
秋山図
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
他の二人も老人らしく
似
(
に
)
つこらしい打扮だが、一人の
濃
(
こ
)
い
褐色
(
かっしょく
)
の
土耳古帽子
(
トルコぼうし
)
に黒い
絹
(
きぬ
)
の
総糸
(
ふさいと
)
が長く
垂
(
た
)
れているのはちょっと人目を
側立
(
そばだ
)
たせたし、また他の一人の
鍔無
(
つばな
)
しの平たい毛織帽子に
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
私は我知らず耳を
側立
(
そばだ
)
てているのだった。
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
側立(そばだ)の例文をもっと
(4作品)
見る
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“側”で始まる語句
側
側目
側女
側室
側面
側衆
側用人
側杖
側仕
側近
“側立”のふりがなが多い著者
幸田露伴
堀辰雄
芥川竜之介