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悲愍
ふりがな文庫
“悲愍”の読み方と例文
読み方
割合
ひびん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひびん
(逆引き)
その屈まれるいのちを伸ばし生かして欲しいとせがみ付いた男女もろ/\の縁者たちに対する
悲愍
(
ひびん
)
の気持であります。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
そういう
悲愍
(
ひびん
)
の思いを更につよくあらわされた御歌、並びにそれにまつわる一篇の物語が日本書紀に載っている。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
しかも西洋は、その思索に全身を焼く人間をそのままに追求するのに対し、わが古人は、むしろこれを内に抑えて、人間を超えた
悲愍
(
ひびん
)
の微笑をもって有情の救いの手をさしのべる仏を念じたのである。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
悲愍(ひびん)の例文をもっと
(2作品)
見る
悲
常用漢字
小3
部首:⼼
12画
愍
漢検1級
部首:⼼
13画
“悲”で始まる語句
悲
悲哀
悲惨
悲鳴
悲愴
悲痛
悲歎
悲壮
悲愁
悲劇
“悲愍”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
岡本かの子