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御不愍
ふりがな文庫
“御不愍”の読み方と例文
読み方
割合
ごふびん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごふびん
(逆引き)
「
忠興
(
ただおき
)
の心は、決しておりまする。わたくしの妻へなど、小さい
御不愍
(
ごふびん
)
はおかけ下さいますな。私の妻の処置は、私へおまかせ置き願わしゅうぞんじます」
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼
(
あ
)
の様な乱暴な子を持った母は嘸心配であろうと
私
(
わたくし
)
の心を
御不愍
(
ごふびん
)
に
思召
(
おぼしめ
)
して、御内聞のお話にして下されば多分の
貯
(
たくわ
)
えもございませんが、所持して居ります金子は何程でもあなた様へ
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いとゞしく
御不愍
(
ごふびん
)
がり
扨
(
さて
)
は
親
(
おや
)
も
無
(
な
)
き
人
(
ひと
)
か
憐
(
あは
)
れのことや
先
(
まづ
)
庭口
(
にはぐち
)
より
我
(
わ
)
が
部屋
(
へや
)
まで
來
(
こ
)
よ
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
も
聞
(
き
)
きたしとて
連
(
つ
)
れ
給
(
たま
)
ひぬ
今
(
いま
)
こそ
目馴
(
めな
)
れたれ
御座敷
(
おざしき
)
の
結搆
(
けつこう
)
お
庭
(
には
)
のたゝずまひ
華族
(
くわぞく
)
さまにやと
疑
(
うた
)
がひしは
一
(
いつ
)
に
孃
(
ぢやう
)
さまの
御言語容姿
(
おものごし
)
にも
依
(
よ
)
りし
物
(
もの
)
か
其
(
その
)
お
美
(
うつ
)
くしき
孃
(
ぢやう
)
さま
御親切
(
ごしんせつ
)
にも
女子同志
(
をなごどうし
)
は
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御不愍(ごふびん)の例文をもっと
(6作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
愍
漢検1級
部首:⼼
13画
“御不”で始まる語句
御不自由
御不沙汰
御不憫
御不興
御不便
御不浄
御不審
御不予
御不在
御不服
検索の候補
不愍
御憐愍
御不沙汰
御不自由
御不憫
御不浄
御不興
御不便
御不審
御不在
“御不愍”のふりがなが多い著者
作者不詳
三遊亭円朝
樋口一葉
吉川英治