“ごふびん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御不愍46.2%
御不憫30.8%
御不便23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の様な乱暴な子を持った母は嘸心配であろうとわたくしの心を御不愍ごふびん思召おぼしめして、御内聞のお話にして下されば多分のたくわえもございませんが、所持して居ります金子は何程でもあなた様へ
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
あなたのお心持ちもわたしは身にしみてお察し申しますが、どこから見ても批点の打ちどころのない奥様のお身の上もわたしには御不憫ごふびんで涙がこぼれてしまうんでございますよ。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
御不便ごふびんにも思し召したのでござりましょう。
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)