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蹴爪
ふりがな文庫
“蹴爪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けづめ
76.5%
けつま
23.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けづめ
(逆引き)
重役の顔にちらと
愍
(
あはれ
)
みの色が見えたが、すぐまた相手が
蹴爪
(
けづめ
)
でももつてゐはしないか、と気づかふやうな不安さうな顔つきに変つた。
茶話:07 大正十四(一九二五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
蹴爪
(
けづめ
)
を高く上げて、あたかも生きているあいだは
武侠
(
ぶきょう
)
の精神のおかげで
敢
(
あ
)
えて
請
(
こ
)
おうとしなかった助命を切望しているように見えた。
スリーピー・ホローの伝説:故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
蹴爪(けづめ)の例文をもっと
(13作品)
見る
けつま
(逆引き)
だからさ、順境にあるものがちょっと
面喰
(
めんくら
)
うか、
迷児
(
まご
)
つくか、
蹴爪
(
けつま
)
ずくかすると、そらすぐ眼の球の色が変って来るんだ。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
もう少しで美禰子の手に自分の手が触れる所で、
馬尻
(
ばけつ
)
に
蹴爪
(
けつま
)
づいた。大きな
音
(
おと
)
がする。漸くの事で戸を一枚
明
(
あ
)
けると、強い日がまともに
射
(
さ
)
し込んだ。
眩
(
まぼ
)
しい位である。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
蹴爪(けつま)の例文をもっと
(4作品)
見る
蹴
常用漢字
中学
部首:⾜
19画
爪
常用漢字
中学
部首:⽖
4画
“蹴”で始まる語句
蹴
蹴出
蹴飛
蹴落
蹴上
蹴鞠
蹴散
蹴立
蹴込
蹴倒
検索の候補
脚蹴爪
“蹴爪”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
柴田宵曲
ワシントン・アーヴィング
槙本楠郎
島崎藤村
夏目漱石
薄田泣菫
北原白秋
泉鏡花
岡本綺堂