“頑固”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がんこ52.7%
ぐわんこ28.6%
かたくな14.5%
いっこく1.4%
かたくね0.5%
いつこく0.5%
かた0.5%
かたいじ0.5%
かたくる0.5%
つむじまがり0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
テナルディエはそれを翻訳して「徒刑場の仲間の一人」だとした。ブーラトリュエルは頑固にその名前を言うことを拒んだのである。
八五郎は相變らず遠慮のないところを突つ放すと、下男風な怪奇な男は、ジロリと八五郎を見やつて、頑固らしく口をつぐむのです。
それと同時に、日ごろ頑固な叔父の鼻をじ折ったような一種の愉快をも感じた。彼は口の上の薄い髭を撫でながらほくそえんだ。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
町「親父は頑固ものですから、お気に障りましたろうが、どうか悪く思召さないで下さいまし、御機嫌宜しゅう」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
頑固な番頭の伊兵衞さんが上り口の次の間に坐って居りますから、こわ/″\に門の中へ這入り
他所者といふが第一、加之頑固で、片意地で、お世辞一つ言はぬなもんだから、兎角村人にみが薄い。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
半「銚子屋のは頑固いからそう/\出歩く訳にもゆかず、そりゃア己だっても心配はして居るけれども、左様はいかねえ」
出来た事なら仕様が有りませんと……誰れが出来したたエ、誰れが御免になるように仕向けたんだエ、皆自分の頑固から起ッたじゃアないか。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
... て貰う訳にはいかぬだろうか。」下僕の言うには「医者などはしない。誠に頑固しいしな人で何と勧めても人の言うことをかない。道々お医者さんをして来ればかるのに、それを ...
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
其一軒は、といつて、眇目の老人の頑固が村人の気受に合はなかつた。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)