“かんす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鑵子50.0%
監寺20.0%
貫主20.0%
巻子10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこには大きな角火鉢や、大きな鑵子かんすがあって世話人や、顔の売れた信者の、団欒だんらんする場処ところだった。
「並んで長くなっておらば、貫主かんす御僧正ごそうじょうが事の吟味遊ばさって、よきにお計らい下さろうぞ、ゆるゆる休息致せ」
すなわち、冊子さっしまたは巻子かんすの紙一葉の表または裏各一面におさめられる範囲の長さ、胡蝶装こちょうそうの綴じ方において表から裏につづく場合は二面におさめられる長さの記事である。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)