“くわんしゆ”の漢字の書き方と例文
語句割合
貫主100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渡し置ん此品は身延みのぶ山代だい貫主くわんしゆの極ある日蓮上人直筆ぢきひつの曼陀羅なり一時もはなされぬ大切の品なれ共金の引替ひきかへの爲あづけんと申かれ思操こゝろざし信實しんじつかんじ命にも替難かへがたき大金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
たてなされよ其時の證據しようこには幸ひ御延みのぶ貫主くわんしゆ樣に曼陀羅まんだらの裏書を願つて書て頂いた是は私がからだにもかへられぬ大切の品なれどお前に渡すサア金と引替に致さんと藤八が深切しんせつに九助も安堵あんどし百八十兩の金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)