“引替”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきか37.5%
ひきかえ37.5%
ひきかへ12.5%
ひっか12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殘念ざんねんでならぬので、自分じぶん持場もちばを一生懸命しやうけんめいつたけれど、なにない。幻子げんし大成功だいせいかう引替ひきかへて大失敗だいしつぱいくわつぼう茫然ばうぜんとしてしまつた。
『それなら、六分がえで、藩札の引替ひきかえを始めても苦しゅうはござるまい』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ともなひ判人利兵衞の方へ到り夫より同道して新吉原玉屋山三郎の方へゆき約定やくぢやうとほり金五十兩と引替ひきかへに娘おかうを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
取替とっか引替ひっかえ子供等のお替りで、煮ながら食うものはいそがしかった。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)