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横座
ふりがな文庫
“横座”の読み方と例文
読み方
割合
よこざ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よこざ
(逆引き)
開かずば
蹴破
(
けやぶ
)
るぞと
嚇
(
おど
)
す
故
(
ゆえ
)
に、是非なく戸を明けたれば入りきたるはヤマハハなり。炉の
横座
(
よこざ
)
に
蹈
(
ふ
)
みはたかりて火にあたり、飯をたきて食わせよという。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
仁右衛門は押黙ったまま
囲炉裡
(
いろり
)
の
横座
(
よこざ
)
に坐って佐藤の妻の狂態を見つめていた。それは仁右衛門には意外の結果だった。彼れの気分は妙にかたづかないものだった。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
道のつかれもわすれてうれしく
元
(
もと
)
の
炉
(
ろ
)
の
横座
(
よこざ
)
に皈りし(ゐろりはよこを上座とするは田舎のならひなり)に、こゝには
銅鑵
(
やくわん
)
もありしとて、用意の茶を
従者
(
ずさ
)
が煮たるを
喫
(
のみ
)
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
横座(よこざ)の例文をもっと
(6作品)
見る
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
“横”で始まる語句
横
横町
横柄
横面
横着
横浜
横合
横川
横臥
横腹
“横座”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
柳田国男
中里介山
有島武郎
石川啄木