“目印”の読み方と例文
読み方割合
めじるし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お前は、毒菓子から目印めじるしの赤い飾り種をけづり取り、懷ろ紙か何かに包んで持つて來る途中、小窓をまたぐとき敷居にこぼしたことだらう。
「——かぶとをおりなさい。あなたの朱金の盔は、燦として、あまりに赤いから眼につきます。敵の目印めじるしになります」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
右に分業といったが、すなわち、花盤かばん上にある小花はもっぱら生殖をつかさどり、周辺にある舌状ぜつじょう小花は、昆虫に対する目印めじるし看板かんばんあわせて生殖を担当たんとうしている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)