“花盤”の読み方と例文
読み方割合
かばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右に分業といったが、すなわち、花盤かばん上にある小花はもっぱら生殖をつかさどり、周辺にある舌状ぜつじょう小花は、昆虫に対する目印めじるし看板かんばんあわせて生殖を担当たんとうしている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
なぜこの花を日輪にちりん、すなわち太陽にたとえたかというと、あの大きな黄色の花盤かばんを太陽の面とし、その周辺に射出しゃしゅつしている舌状花弁を、その光線になぞらえたものだ。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)