“大毒藥”の読み方と例文
読み方割合
だいどくやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藥種屋 されば、其樣(そのやう)な大毒藥(だいどくやく)をば貯(たくは)へてはをりまするが、マンチュアの御法度(ごはっと)では、賣(う)ったりゃ、命(いのち)がござりませぬ。
聞(きけ)ば半兵衞も懇篤(ねんごろ)に教へける中に遙(はる)か離(はな)して一段高き所に壺(つぼ)三ツ并(なら)べたり寶澤指(ゆび)さし彼壺は何といふ藥種の入ありやと尋(たづね)ければ半兵衞のいふ樣(やう)彼(あれ)こそ斑猫(はんめう)と砒霜石(ひさうせき)と云ふ物なるが大毒藥(だいどくやく)なれば心して斯は遠(とほ)くに離したりと聞(きい)て膽(きも)太(ふと)き寶澤は態(わざ)と顏を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ロミオ 此(この)黄金(こがね)を遣(つかは)すぞ、これこそは人(ひと)の心(こゝろ)の大毒藥(だいどくやく)ぢゃ、汝(おぬし)が賣(う)りかぬる此(この)些末(さまつ)なる藥種(やくしゅ)よりも此(この)濁世(ぢょくせ)では遙(はるか)に怖(おそろ)しい人殺(ひとごろ)しをするもの。汝(おぬし)では無(な)うて予(わし)こそは毒(どく)を賣(う)るのぢゃ。さらば。